春夏秋冬しあわせ記

周りの人々とは何か違和感がある私。ようやく自分に折り合いをつけつつある日々の記録。

我が家には縁あって迎えた2匹の保護猫がいます。
末っ子はすっごい甘えん坊さん。遊んでアピールが半端ない。
朝から足元に猫じゃらしを咥えてきます。合間に申し訳程度でお付き合い。
却って、不完全燃焼。だったろうな?でも大切なしあわせ時間。



初めての猫は10数年前。
子どもたちも、十分大人になり各自の世界が生まれ、取り残された家の中は何だか気まずい空気。味気ない。


そんな時に1枚のペットイベントの広告が目に入り、兎に角行ってみよう。
当時は今と違って、ペットはショップへが当たり前でした。
そこで出会った子に一目惚れ。とはいっても即決はできず、帰宅。


忘れられなかった。その子の目が。


翌日、もう一度行ってみよう。そこにまだいたら、迎えよう。


待ってくれてました。そして猫との生活が始まりました。


おてんばで、時々おっちょこちょい。呼ぶと返事もしてくれて。
本当に癒してくれて、助けてもらってました。


仕事上の責任も増え、ストレスフルの日々。
強がりでプライドの高い私は誰かに話を聞いてもらうことはできませんでした。
ただただ疲れた体を横にして、悔しくて情けなくて一人声をコロシテ泣く。


すると、その子がなぐさめてくれるんです。そっと寄り添い、私の頭をペロペロ。
ありがとう。また泣いてしまう。


私のストレスを全部引き受けてくれた。


とても綺麗だった毛並みも最後は病気でボロボロ。


私の病も全部持って行ってくれた。そう信じています。


会いたい。会えないからこそ会いたいと思うよね。


その子との出会いがあったから、乗り越えられた。


少しだけ、プライドも低くなったはず。